京都の組紐が繋ぐ、ペットとの絆。

色の美しさ、色の組み合わせ、紐の質感、触感、強度にこだわり、大正14年の創業以来組紐文化の継承に勤めている「紐の渡敬」。

その京都の老舗組紐「渡敬」が、日本の組紐の美しさをもっとより広くの人に知ってほしいとの想いから、
ペット・アイテム・ブランドB.O.W.を造りました。

B.O.W.は、Bounds of Watakei(渡敬の絆)の略。
組紐を用いて、ペットと人、日本の文化の過去と未来を優しく結びつけたいとの気持ちが込められています。

ペットへの想いを込めた拘りのカラーとリード。

B.O.W.のカラー、リードは、ペットへの優しさを考え、それぞれの工程を丁寧に拘りを持って作っています。
日本の組紐技術を活かして、素材の絹糸の染色から紐の組み、カラー、リードの縫製まで、総て日本で作成しています。

  • 想いを込めた日本古来の文様
  • シルクの柔らかさ肌への優しさ
  • 京指物師の手による木札のタグ

組紐が結んできたもの。

組紐

紐は、撚紐(よりひも)、編紐(あみひも)、組紐(くみひも)の3種に分けられます。
撚紐は、糸の束に撚りをかけてつくられるもの。編紐は、縦糸と横糸を直角に織ったもの。そして組紐は縦糸だけを斜めに組み合わせたもの。

組紐は丈夫でありながら伸縮性に優れており、結びやすく解けにくい柔軟性があります。
糸を組むことで、複雑な文様が現れることも魅力です。

組紐は、古来から実用品として用いられ、その後装身具、仏具、武具、茶道具へと、時代の変化と共に用途を変化させ、
人々の生活の中で用いられてきました。

紐を結ぶというのは、機能面だけでなく、特別な意味を持っていました。
「結び(産霊:むすび)」とは本来、「新しいものを生み成長させる、神秘的な力」のことを意味していました。

組紐が結んできたのは、単なるモノとモノだけでなく、様々な人々の想いだったのです。

ペットへの想いを込めた日本古来の文様。

糸を組むことによって、様々な文様が浮かび上がるのも、組紐の特徴です。
B.O.W.のカラーやリードには、ペットへの想いを込めて、日本古来から伝わる吉祥文様が組み上げられています。
吉祥文様とは、「良い兆し、目出度いしるし」の意味を込めた文様のことで、中国の影響を受けたものや日本古来の縁起物があります。

  • 矢羽文様

    矢羽をモチーフにした柄は、『破魔矢』の意味があり、魔をはらう厄除けの文様として用いられてきました。また、矢は「矢が的に当たる」「矢を的に射る」と縁起が良いことから、"商売繁盛"や"願望成就"の意味も持ちます。

  • 子持ち縞

    太い線に細い線を沿わせたところが、親子のようなところから「子持ち縞」と呼ばれる縞模様。婚礼の時の器物や衣服などに、祝いの印として用いられています。また、五色の縞は自然の要素を表すとも言われています。

  • 石畳文様

    四角い板石である石畳を敷き詰めた入れ替わり文様は、もとは神社の敷石であるとされ、縁起の良い風流なデザインとして、古くから用いられています。

  • 菱文様

    菱の実にその形が似ている事から「菱問」と呼ばれる文様。菱は繁殖力が強いことから、子孫繁栄、無病息災の意味を込めて用いられることが多いデザインです。

  • 鱗文様

    三角形の連続文様は古くから病魔をあらわすとされると同時に悪霊を退ける呪性を持つとされ、近世になって鱗文と読んで厄除けの文様として使われるようになりました。

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